目の疲れないパソコンの液晶の選び方

この前突然、パソコンの液晶が壊れました。消耗品だとはわかっているのですが、案外あっさり壊れてしまうものなんですね。
画面が真っ暗になって電源スイッチを何回押しても無反応。完全に終了です。

僕はディスプレイを常時2枚使っているので全くパソコンが使えないことにはならなかったのですが、1枚のみの方は保険に安い中古でもいいので持っておくべきですね。故障はある日突然やってきますので。
まあ今はスマートフォンがあるのでネット難民になることは早々ありませんが、こと作業になるとスマホはやはり不向きなので、保険の液晶はあるにこしたことはありません。

ということで液晶選びで悩んでる方のために僕なりの液晶の選び方を書いていきます

液晶は見るべきとこは色々ありますが、僕が一番重要視してるのはパネルのタイプです。解像度に関しては今では大抵の液晶が1920×1080ドットのフルハイビジョン以上になっているのでよっぽど古いものを中古で買うか、またはフルハイビジョンの4倍の画素数がある4Kのディスプレイを選ぶ場合以外はそこまでこだわる要素ではないです。

液晶のパネルタイプは大別して以下の三つにわかれます。

  • TNパネル
  • VAパネル
  • IPSパネル

簡単に説明すると
TNパネルの液晶は値段が安く、応答速度が速いです。この応答速度が早ければ早いほど、例えば動画を見たときでも残像が少なく滑らかに移ります。特にFPSゲームでは重要視される指標です。
IPSパネルの液晶はTNと比べて値段が比較的高く応答速度がTNパネルと比べて遅いです。ですがその分、色再現性が高く写真などの静止画が綺麗に映ります。
VAパネルはTNとIPSの中間といえばわかりやすいでしょう。

ではなにを選べばいいというと僕はIPSパネルをオススメしますなぜかといえば目が疲れにくいからです。目の負担が一番少ない。IPSパネルは3つの中で一番視野角が広いです。

視野角というのはわかりやすくいえば画面を正面からではなく上や斜めから見てもくっきり表示される角度で、これが広ければ広いほど遠くから見たり寝ながらみても色がはっきり表示されてよく見えます。(とはいえIPSパネルでも質が悪いものは視野角が狭い場合もあるので、買う前にその商品のレビューをよく見といた方がよいです)

TNパネルだとこうはいきません。正面からちょっとずれただけで色が変位し見えずらくなります。またインチがでかくなると正面から見ているのに四隅の端の方はうまく表示されない場合もあります。当然こういう液晶を長時間使ってるとダイレクトに目に負担がきます。
僕も昔、知識がなかった時に、適当に買った液晶がTNパネルだったので一回使ったことがあるのですが、目の疲労度がハンパありませんでした。なにせちょっと角度なり距離なりがかわるだけで見えにくくなるので、仕事や趣味などで液晶と向き合ってると疲れが酷いのです。またちょっと距離をとるだけで色などが変異するので姿勢は崩せません。

ですので僕のように目の負担を重要視する方は多少値が張ってもIPSパネルの液晶をオススメします。安いからといって安易にTNパネルを選ぶとそれ以上のマイナスを被ることになりかねません。

さらに目の疲労を重要視する方は画面の写り込みが少ないノングレアにしさらにフリッカーフリーの液晶にするとよいでしょう。

まとめると目の疲れにくい液晶は

IPSパネル+ノングレア+フリッカーフリー

の組み合わせになります。今のIPSパネルは技術が進んでいるのでコンマを争うFPSゲームでもない限り、応答速度に関しては問題ないです。普通の用途なら動画も滑らかに再生されます。

 

雑感
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